ラ・ティード・デ・サラ・エル・カミーノ 2019

ボデガ・サン・マルティンは、1914年にスペイン北部ナバーラ州の中東部に位置するサン・マルティン村で創業しました。この村は中世の郷土の家や、ローマ時代の石畳の道が数多く残っています。中世のナバーラ王国時代から良質なワインの産地として知られていました。何年にも渡りワイン造りを手掛け、努力し続けてきたことは数々の挑戦での成功につながっています。 サン・マルティン村は、大西洋から影響を受ける海洋性気候、少し湿気のある温暖な地中海気候と、乾燥した大陸性気候で構成される多岐に富んだ気候。年間降雨量は約550ｍｍ。畑は斜面にあり、大半は小さな段々畑になっています。地形の影響で機械での作業は難しく、特にブドウの収穫は手作業で行われます。 「ラティード・デ・サラ」ブランドを夫婦で手掛ける醸造家レオン・フローレス氏とサラ・マルティネス女史は、両人ともにワイナリーを営む家系で育ち、リオハのワイナリーでキャリアをスタートさせワイン造りの経験を積みました。その後、二人三脚で「サラ・セレクションズ」を立ち上げ、ボデガ・サン・マルティンにて独自のブランドワイン「ラティード・デ・サラ」を造り始めました。ファーストヴィンテージは2014年。