コレクション: クワトロ・クラヴォス

Cuatro Cravos

クワトロ・クラヴォス

品質分類・原産地呼称： I.G.ベイラ・アトランティコ

ワイナリ-公式HP：https://quatrocravos.com/

スパークリングワイン醸造のスペシャリスト 　ー　クアトロ・クラヴォス

クラヴォスファミリーが運営するクアトロ・クラヴォスは、バイラーダに２つのワイナリーを所有。1つは1911年に設立した「アデガ・クアトロ・クラボ」。そして更に近代化を進め、生産量を拡大するべく、2015年にポジティブワイナリー社として、アデガ・クアトロ・クラボを運営する傍ら、2016年に2つ目のワイナリー「アデガ・オリジナル」を設立。スパークリングワインを生産することで有名なバイラーダにおいて、併せ持った技術と経験を基にスパークリングワイン醸造をこの地でリードし、世界にポルトガルスパークリングワインを広めていく。

美しい海岸沿いにあり、降水量も多く穏やかな海洋性気候の産地。海岸沿いから少し離れた丘陵地域にあり、粘土と石灰質、砂質の土壌。また、酸度が重要なスパークリングワインの生産でも有名で、冷涼なバイラーダの気候で栽培されるマリア・ゴメス（フェルナン・ピレス）はこの地域のスパークリングワインの原料として欠かせない品種である。また赤品種のバガをベースにした「ブラン・ド・ノワール」も人気あり。　

ヌノ・バストス氏のワイン造りのキャリアは20年以上。Trás-Os-Montes e Alto Douro大学で醸造学を学んだバストス氏は、卒業後醸造家としてバイラーダやポルトガル国内の他産地にて経験を積む。2014年6月よりクアトロ・クラヴォスの醸造責任者としてワイン造りに腕を振るう。銘産地バイラーダのテロワールと土着品種群を熟知しているバストス氏は、それらのポテンシャルとともにスパークリングワインを中心としたワイン造りに喜びと名誉を感じ、ポルトガル国内に、そして世界へ彼のワインを送り出している。バストス氏のこれまで培ってきたワイン造りのキャリアを通して、彼はバイラーダに醸造家としての存在を刻んでいる。情熱、奮闘、芸術、そして喜びは、全て彼のワイン造りに詰め込まれている。