コレクション: ボデガス・エル・タニーノ
複雑性を持つテロワールを存分に表現するアルマンサの新興ボデガは、外来品種ブドウでのワイン造りにも挑戦する
ボデガス・エル・タニーノ(Bodegas El Tanino)
品質分類・原産地呼称 | D.O. アルマンサ/Almansa, V.T. カスティージャ-ラ・マンチャ/Castilla-La Mancha |
ワイナリ-公式HP | http://www.bodegaseltanino.com |
ボデガス・エル・タニーノは、 D.O.アルマンサの新生ワイナリーです。カスティージャ‐ラ・マンチャ州アルバセテ県のオヤ・ゴンサロ(Hoya Gonzalo)村に位置しています。
外来品種へのこだわり
ブドウ畑は540ヘクタールを保有。栽培するブドウは、70%ガルナッチャ・ティントレラです。その他エル・タニーノでは、シラー、プティ・ヴェルド、カベルネ・ソーヴェニョン、メルロ-、モナストレル、ゾーヴェニョン・ブラン、マカベオ、シャルドネなど多くの外来品種にも拘りを持ち、栽培しています。
複雑性に富んだ気候が好影響を与える
ボデガス・エル・タニーノワインの原料となるブドウが栽培される畑は、良いワインを造る非常に最適な環境です。
気候は、大陸性気候で湿気が少なく、温暖な地中海性気候の影響も受け、複雑性に富んでいます。
まったく降雨はなく、年間降雨量は400mm(ボルドーで平均984mm、ブルゴーニュで700mm)。年間日照時間は平均3000時間(ボルドー1992時間、ブルゴーニュ2000時間)。寒暖の差も大きく、夏は最高気温44℃まで上がり、冬の最低気温は-8℃まで下がります。
痩せたブドウ栽培には最適な土壌
所有するブドウ畑は、標高800m~1,000mと、スペインの産地の中でも比較的高く、土壌は表面が砂質で覆われ、その下に石灰岩が奥深く支え、とてもやせたブドウ栽培に最適な土壌です。
ボデガス・エル・タニーノは、ブドウ栽培に最適なこのテロワールをしっかり表現するワインを造る為、日々奮闘しています。