コレクション: マス・ゴマ・1724
約300年の歴史が語る
進化し続けるマス・ゴマは今、有機栽培、長期熟成に拘り、エレガントな泡を生み出す
マス・ゴマは、ベンドレユ家が、1724年よりブドウ栽培をする農家としてスタートしました。「ブドウ栽培から、グラスにワインが注がれるまでを支えていける仕事」の信念を5代目となる現在にまで受け継がれ、実直にワイン造りに取り組んでいる小規模家族経営ワイナリーです。また自然との共存を強く意識するマス・ゴマは、次世代に繋げることが出来る唯一の栽培法として、有機農法を選択。この農法で育てられたブドウを原料とし造られた、健康的なワインを生活に取り入れることは、自分自身を活かすことだ、とも明言しています。
そのマス・ゴマ5代目、醸造家ホアン・マヌエルは、若い頃から自社畑で働き、心の底から自分の畑を愛し、情熱を持ってブドウ栽培に取り組んでいます。 ホアン・マヌエルは、タラゴナ大学で醸造学を学び、卒業後は、ワインメーカー大手トーレス社に入社し、醸造のキャリアが始まります。その後バスク地方でチャコリやポルトガルでも醸造に携わりました。元々ブドウ農園だったマス・ゴマに戻り、2009年に、長期熟成カバに拘ってワイン造りをする新プロジェクトを、息子ジョアンと共に始めまました。
現在、マス・ゴマは、この親子2人の手によって、見事に発展しました。今後は更に組織の現代化を進め、分野ごとの専門性を持ち、ブドウ栽培と醸造の現場を今以上に厳格に管理できるワイナリーを目指します。
ワイナリー、ブドウ畑は、バルセロナから南西約50キロメートル、地中海海岸から内陸に20キロメートルにあるアルタ・ぺネデスに位置しています。気候は温暖な地中海性気候で、標高は250mです。22ヘクタールの畑を所有し、全て有機栽培でブドウを育てています。畑の一部はオーガニック認証を取得しています。土壌は石灰質で覆われています。
マス・ゴマのブドウ栽培においての拘りが、有機栽培ならば、ワイン造りにおいての拘りは、長期熟成のスパークリングワインを造りあげることです。ですのでマス・ゴマのカバは、瓶内熟成15カ月以上のレセルバか、30カ月以上熟成のグラン・レセルバのみです。年間生産本数は25,000本で、販売はスペイン国内が50%、輸出が50%です。
マス・ゴマが造り出す拘りのスパークリングワインは、国内での評価が非常に高く、地元カタルーニャのミシュラン星付きレストランで取り扱われています。
★★AbaC アバック (バルセロナ)
★Botic ボティック (コルサ)
★Dos Palillos ドス・パリ-ジョス 日本食 (バルセロナ)
★Hispo イスポ (バルセロナ)
★Koy Shunka コウ・シュンカ 日本食 (バルセロナ)
2018年からは、D.O.カバを脱退し独自のワイン造りにシフトチェンジし、現在ではナチュラルワインのラインナップが非常に充実しております。今、注目のワインメーカーです。